最終確認: 2026/9/12
防災備蓄は、まず最低3日分を確保し、できれば1週間分を目標に増やしていくと考えやすくなります。
公的機関が示す備蓄日数
内閣府は、各家庭で最低3日間、できれば1週間過ごせるよう、飲料水や食料などを備蓄するよう案内しています。農林水産省の食品ストックガイドも、最低3日分、できれば1週間分を、家族の人数に合わせて備蓄することが望ましいとしています。
地域の災害リスクや家庭の事情によっては、1週間を超える備蓄も選択肢になります。ただし、2週間分はすべての家庭に対する公的な一律基準ではありません。保管場所、予算、入手しにくい必需品を確認し、家庭ごとに日数を決めます。
備蓄日数は「災害が何日続くか」を断定する数字ではありません。支援や物流が十分になるまで家庭で過ごすための準備期間として考えます。
3日分から始める場合
保管場所や予算に余裕がないときは、命と衛生に直結するものから3日分をそろえます。
- 飲料水・調理用水
- 調理せず食べられる食品
- 携帯トイレ
- 常備薬や個別に必要な衛生用品
- ライト、ラジオ、予備電池
当サイトでは、一度にすべて買わず、最初に水と携帯トイレ、次に調理不要の食品、その後にライトや衛生用品というように分けて増やす方法を提案します。この順序は公的な一律基準ではないため、常備薬など家庭で欠かせないものを優先してください。
1週間分へ増やす場合
3日分を確保したら、普段使う食品や日用品を少し多めに持つローリングストックで1週間分へ近づけます。すべてを専用の非常食にする必要はありません。
4日目以降は、同じ食品が続くことによる食べにくさ、衛生用品の不足、電池や充電の消耗も起きやすくなります。量だけでなく、継続して使える組み合わせを考えます。
人数から必要量を確認する
このサイトでは、水を1人1日3L、携帯トイレを1人1日5回として計算します。たとえば2人で7日分なら、水42L、携帯トイレ70回分が目安です。
食料は1人1日3食として食数へ換算していますが、これは当サイト独自の数え方です。公的な統一基準としての「1日3食」ではありません。
1週間より多めに考えたい家庭
次のような場合は、地域の情報や生活条件を確認し、日数や品目に余裕を持たせます。
- 道路が寸断されやすい地域、離島や山間部に住んでいる
- 乳幼児、高齢者、持病や食物アレルギーがある人がいる
- ペット用品など代替しにくいものが必要
- 集合住宅の高層階で、停電時に物資を運びにくい
- 在宅避難を想定し、家族人数が多い
置き場所まで含めて計画する
水や食品を1週間分そろえると、想像以上に場所を使います。収納量を先に確認し、すべてを1か所へ詰め込まず、災害後に取り出せる場所へ分散する方法も検討します。
玄関付近には持ち出し品、キッチンには日常備蓄、寝室付近にはライトや靴など、使う場面に合わせると探しやすくなります。
商品を選ぶ前の確認
購入前に、保管場所、賞味期限や使用期限、家族が実際に使えるかを確認します。セット商品だけで完結させず、すでに家にあるものとの差分から買い足すと無駄を抑えられます。
セット商品を比較する場合は、3日用・7日用の違い、1人分・家族分の内容量、保存期間、単品で買い足せるかを確認します。
「○日分セット」という表示があっても、水、食料、トイレのどこまで含むかは商品ごとに異なります。セット名だけで判断せず、内容物と数量を確認してください。
よくある質問
必ず7日分そろえないといけませんか?
まず3日分から始め、できれば1週間分へ増やす考え方です。地域や家庭事情によって必要量は変わります。
水と食料以外に優先するものは?
断水時の携帯トイレ、常備薬、ライト、情報収集手段なども早めに確認します。
備蓄品は一度に買うべきですか?
一度にそろえる必要はありません。3日分を優先品から用意し、普段の買い物で使った分を補充しながら1週間分へ増やす方法があります。