最終確認: 2026/9/23
結論として、カセットコンロは1台に加えて予備を検討し、ボンベは自宅での使用量を実測して備蓄量を決めます。 国はボンベの必要本数を数量で示していないため、本数の計算は当サイトの目安です。一方、使い方の安全面は消費者庁が具体的に注意を呼びかけています。
先に決めること:コンロの台数、ボンベの本数、保管場所(直射日光・高温を避けた場所)の3点です。カセットこんろは正しく使わないと破裂・火災の危険があります。
なぜ備えるのか
停電時はIH調理器や電子レンジが使えず、都市ガスやオール電化住宅でも調理できない場合があります。カセットコンロとボンベがあれば、電気・ガス管の供給が止まっても加熱調理ができます。ローリングストックの食品を温めて食べるためにも、熱源の備えを別に確認しておく必要があります。
安全な使い方(消費者庁の注意)
消費者庁は、カセットこんろの誤使用によるボンベの破裂・火災事故が年間を通じて発生していると注意を呼びかけています。
- カセットこんろを2台以上並べたり、大きな調理器具をのせたりしない。 熱がこもってボンベが過熱され、破裂するおそれがあります
- ボンベを本体へ正しく装着する。 ボンベの切欠き部(凹部)とこんろ側の容器受けガイド(凸部)をしっかり合わせます。合っていないと、結合部から漏れたガスに引火し、火災につながるおそれがあります
鍋を並べたバーベキューコンロや、複数のこんろを近づけて使う「鍋パーティー」のような使い方は、消費者庁が特に注意を呼びかけている状況です。避難生活で複数世帯分をまとめて調理する場合も、1台ずつ、正しい装着を確認してから使用します。
本数の考え方(当サイトの目安)
ボンベ1本で使える時間は製品によって異なり、パッケージや説明書に表示されています。次の手順で、家庭の使用量から必要本数を計算します。これは当サイト独自の計算方法で、公的な基準ではありません。
- お使いの(または購入予定の)ボンベ1本あたりの使用可能時間を、製品表示で確認する
- 1日に調理で火を使う時間を見積もる(湯を沸かす、温めるなど、加熱調理する食品の数で変わります)
1日の使用時間 × 備蓄したい日数 ÷ 1本あたりの使用可能時間 = 必要本数で計算する
強い火力で連続して使うと、1本あたりの使用可能時間は表示より短くなることがあります。余裕を持たせて備えます。
参考:民間企業による実測調査
公的機関の統一基準はありませんが、参考情報として、東京ガス都市生活研究所は、4人家族が1週間・1日3食をカセットコンロで調理すると想定した実験で、約5本のボンベが目安になったと公表しています。これは同社独自の調査結果であり、国の推奨や当サイトの基準ではありません。家族の人数、調理する食品、使用時間によって必要本数は変わるため、上記の計算方法とあわせて参考にしてください。
保管方法
- 直射日光が当たる場所、高温になる場所(車内、ストーブの近くなど)を避けて保管する
- こんろとボンベは同じ場所にまとめておくと、停電時にすぐ取り出せます
- ボンベの製造年月日と、製品に表示された使用期限の目安を確認する
- 使い切ったボンベは、自治体のごみ分別ルールに従って処分する(穴を開ける・開けないの指示は自治体・製品表示により異なるため、必ず確認してください)
コンロ・ボンベを選ぶときの確認点
- 五徳(鍋を置く部分)の安定感と、使いたい調理器具のサイズに合うか
- 風防(風よけ)がついているか、屋外や換気しながらの使用に向くか
- 点火方式(つまみ式、押しボタン式など)を家族が扱えるか
- ボンベの規格が、家庭で使うガス機器(カセットガスストーブなど)と共通か
- 収納時の大きさと、持ち出し袋に入れる場合は重さ
ボンベは製造メーカーや種類によって互換性が異なる場合があります。普段使うコンロと同じ規格のボンベを備蓄すると、ローリングストックで在庫を管理しやすくなります。
一緒に確認すること
カセットコンロだけでなく、調理に使う水、換気できる場所、鍋・やかんなどの調理器具も一緒に確認します。屋内で使う場合は、換気扇を回す、窓を開けるなど、一酸化炭素がこもらないようにします。
食品の備蓄量や調理不要の食品との組み合わせ方はローリングストックの記事で確認できます。
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よくある質問
カセットコンロは何台必要ですか?
公的な基準はありません。1台を基本とし、避難生活が長引く場合や複数世帯で使う場合に備えて予備を検討します。同時に2台以上並べて使うこと自体は、熱がこもりボンベが過熱される危険があるため避けてください。
ボンベの使用期限はどれくらいですか?
製品によって表示が異なります。パッケージや本体に記載された製造年月日と使用期限の目安を確認し、古いものから使うローリングストックで管理してください。
電気コンロやIHクッキングヒーターの予備電源で代用できますか?
停電時は電源が必要な調理器具が使えません。ポータブル電源で動かせる場合もありますが、消費電力が大きいため、容量が足りるかはモバイルバッテリー・ポータブル電源の記事の考え方で確認してください。
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ガス以外の選択肢
電池・バッテリーで温める製品
火や換気を使わずに温められる製品もあります。ガスと違い炎が出ないため使える場所が広がる一方、繰り返し使うには専用バッテリーの充電・残量管理が必要です。
火力があり調理の幅が広い
換気できる屋外・屋内で、鍋やフライパンを使う調理に向きます。ボンベの在庫管理が必要です。
火を使わず温められる
停電時でも充電済みのバッテリーがあれば使えます。対応する食品や温度、充電方法を商品ページで確認します。
内容・価格・在庫は変わるため、販売先の最新表示をご確認ください。