最終確認: 2026/9/12

ローリングストックは、普段使う食品を少し多めに買い、食べた分だけ買い足して一定量を保つ備蓄方法です。

ローリングストックの基本

  1. 普段食べている保存しやすい食品を少し多めに買う
  2. 賞味期限の近いものから食べる
  3. 食べた分を次の買い物で補充する

専用の非常食だけに頼らないため、味が合わない、食べ方が分からないといった失敗を減らしやすくなります。

ローリングストックは「長期保存できる食品をしまい込むこと」ではなく、食べる・買い足す流れまで含めた管理方法です。

何日分を備蓄する?

農林水産省の食品ストックガイドは、最低3日分、できれば1週間分を、家族の人数に合わせて備蓄することが望ましいと案内しています。最初からすべてそろえるのが難しい場合は、1日分、3日分、1週間分と段階的に増やします。

このサイトでは在庫を数えやすくするため1人1日3食へ換算しますが、これは当サイト独自の計算です。家庭の食事回数や1食の量に合わせて調整してください。

調理不要の食品も含める

災害直後は、片付けや情報確認で調理できない可能性があります。そのため当サイトでは、最初に使う分へ、開封してそのまま食べられる食品を含めることを提案します。これは公的な数量基準ではなく、調理できない場合に備えるための考え方です。

2日目以降は、電気・ガス・水道を使えない前提で、少ない水と熱で用意できる食品を組み合わせます。

備蓄食品の選び方

レトルト食品、缶詰、乾麺、パックご飯、乾物などを、普段の食生活に合わせて組み合わせます。

主食・主菜・副菜で考える

保存期間だけで選ぶと、炭水化物に偏ったり、同じ味が続いたりします。

これは商品の固定リストではありません。食物アレルギー、噛む力、持病による食事制限がある場合は、普段食べている安全な食品を優先します。

水と熱源も一緒に確認

食品があっても、調理に多くの水や加熱が必要だと停電・断水時に使いにくいことがあります。飲料・調理用水と、必要に応じてカセットコンロなどの熱源も確認します。

家族人数から水の必要量を計算する

賞味期限切れを防ぐ管理方法

置き場所を分散しすぎず、古いものを手前に置きます。買い物の日など家庭で覚えやすいタイミングに在庫と期限を確認すると、続けやすくなります。

在庫表を細かく作りすぎると続かないことがあります。「主食」「おかず」「飲み物」のように分類し、残りが一定数を下回ったら買うルールにする方法もあります。

収納では、古い商品を手前、新しい商品を奥へ置きます。家族が食べた後に補充できるよう、買い足す場所や数量も共有します。

商品を比較するときのポイント

保存期間の長さだけでなく、普段も食べられるか、調理に必要な水と熱、1食あたりの量、アレルギー表示、買い足しやすさを比較します。

一般食品と長期保存食は、保存期間、日常での使いやすさ、調理条件を分けて比較します。

大容量セットは管理が簡単な一方、好みに合わない食品が含まれることがあります。単品購入は家庭に合わせやすい反面、品目と数量を自分で管理する必要があります。

よくある質問

非常食と普段の食品は分けるべきですか?

調理不要の非常食を一定量持ちつつ、普段の食品もローリングストックにすると、使いやすさと管理のしやすさを両立できます。

冷凍食品も備蓄になりますか?

日常の買い置きには役立ちますが、長時間の停電では保存できません。常温保存できる食品も組み合わせます。

賞味期限が長い商品ほどよいですか?

交換回数は減らせますが、価格や食べ慣れやすさも異なります。普段食べる食品と長期保存食を組み合わせると管理しやすくなります。

カセットコンロがあれば調理前提でよいですか?

発災直後に調理できない場合も考え、加熱不要の食品を含めます。熱源を使う場合は、製品の取扱説明書に従い、換気や火気に注意してください。